フィーダーフィッシングは、狙った場所にグラウンドベイト（撒き餌）とフックベイト（食わせエサ）を投げ入れ、魚を寄せることで、コイやフナ、ニゴイ、オイカワなど中小の魚を釣ることができます。

フィーダーには様々なタイプがあります。今回は、その一部をご紹介します。

フィーダーの形状の違いについて

①．ケージフィーダー

特徴：細い線系のワイヤーで作られたケージフィーダーは、撒き餌をすばやく放出することができるため、浅い場所で最も効果的です。撒き餌をやわらかく詰めると、エサを表層で放出し、水中を落ちてくるエサが魚を寄せます。きつく詰めると、底でエサがバラけて魚を水域にキープします。

②．オープンエンドフィーダー

特徴：フィーダーに空いている穴が少なく、撒き餌を長い間保持できるので、深い場所や流れのある場所で効果を発揮します。浅い場所では、ケージフィーダーに比べエサを放出し辛いので、魚を底の狭いエリアに釘付けにすることができます。

③．バレットフィーダー

特徴：底部に弾丸型のオモリがついているのが特徴的なフィーダーで、飛行特性に優れ、長距離キャストするときに空気を切り裂くように飛んでいきます。

④．ウインドウフィーダー

特徴：側面に大きな開口部（ウインドウ）がついているフィーダーで、バレットフィーダーとオープンエンドフィーダーの特性を併せ持っています。

⑤．メソッドフィーダー

特徴：魚がエサを追い求める春先や秋口などで最も効果を発揮します。魚は上に載せた撒き餌を盛んにつつき、そのうち中に埋めた食わせエサをくわえてハリに引っかかります。

⑥．ハイブリッドフィーダー

特徴：流線型のデザインで、随所に開けられた穴やスリットから水が流れ込むため、撒き餌がすばやくバラけます。そそり立った側面が着水の衝撃からエサを守るため、遠距離でも使用できます。