１．フナについて

フナで有名なのはヘラブナですが、琵琶湖にはゲンゴロウブナやニゴロブナ、ギンブナなど様々なフナが生息しています。これらのフナは雑食性で、底生動物などのほかに藻類や動物プランクトンも好んで食べます。

琵琶湖では、40ｃｍ以上の大きなフナが釣れます。アタリは繊細で、すぐエサを吐き出してしまうので素早い合わせが必要です。引きはコイに似てずっしり重く、深場に逃げようとする習性があるのでロッドを立てて釣りあげます。

２．フナがよくいる場所

フナは、障害物が多く、流れが緩やかな場所を好みます。しかし、エサを底で食べるためには水草や藻などは邪魔になります。釣りを始める前に、ポイント周辺を丁寧に底探りし、平らで障害物のないポイントを見つけてください。

３．フナを釣るエサ

エサは、サシ虫やコーン、ランチョンミートなどを使用します。エサが小さすぎると、モロコやブルーギルなど小さな魚が食いついてきます。しかし、15ｍｍのボイリーなど大きすぎるエサでは、コイやニゴイなど口の大きな魚が食いつきます。

サシ虫なら4匹程度、コーンなら一粒、ランチョンミートなら6ｍｍ角がちょうどいいサイズになります。

ハリも、エサに合わせてヘラブナ用の小さくてカエシのついていないハリを使用してください。