１．サシ虫とは?

サシ虫は、渓流釣りやウキ釣りの定番のエサで、ウグイ、オイカワ、ワカサギ、フナなどを釣る際によく使用されます。

ヨーロッパでは「Pinkie」と呼ばれ、フナやブリーム、チャブなど中型から小型の魚を釣る際に使用されます。

サシ虫は、生きているうちに使用するのが基本ですが、冬の冷たい水で使用すると動きが悪くなり、身が縮まってアピールに欠けることがあります。

そこで、ヨーロッパでは、サシ虫を冷凍して殺し、湖の底で這いずり回ることをなくして、撒き餌に混ぜたり、バニラやカレー粉などの味や匂いを付けて使用されています。

サシ虫を冷凍すると、サシ虫が死んで身が弛緩するので、ひと回り大きくなります。

２．サシ虫のアレンジ方法

まず、サシ虫をザルにあけておがくずを取り除きます。

密閉できる小袋にサシ虫を入れ、冷凍庫に1～2日保存します。

この時、バニラやターメリックなどを入れると、サシ虫に味付けできます。

冷凍処理したサシ虫は、生きているサシ虫よりひと回り大きくなります。

※左が冷凍処理したサシ虫、右が生きているサシ虫

３．冷凍処理したサシ虫を解凍する方法

冷凍処理したサシ虫は、乾燥すると黒ずんで縮んでしまいます。

黒ずみを防ぐには、1回の釣行に必要な分のサシ虫を冷凍庫から取り出し、水を袋へ入れ、サシ虫を解凍してください。

サシ虫を水に浸すことで、黒ずんで劣化することを遅らせることができます。